blog-chronicle〈ブロニクル〉

あちこちのブログ、HPに書きちらかしたエントリを一本化。

作家の素顔。

 

 近くの町で作家・重松清の講演会が開かれたので見に(聴きに?)行った。

 氏の講演を聴くのは3回目。今回は開演ぎりぎりに会場に着いたので二階席からの聴講となった。

 壇上に立った重松氏は本を読むことの大切さや時代の移り変わりなどをを穏やかな雰囲気で語り、お約束のホワイトボードのギャグも健在だった(ギャグではないのかも)。

 小説家の方の講演会にはけっこう出向いている。たんにナマで見たいというミーハーな気持ちからですが。

 これまで見たおもなナマ作家は、

 筒井康隆

 ・沢木耕太郎

 ・柳田邦男氏

 ・林真理子

 ・桐野夏生

 ・道尾秀介

 ・荻野浩氏

 などのそうそうたる面々。

 これらの方々のオーラを浴びれば少しでもプロ作家に近づけるかなーと思いつつ。

 そんなことはありませんよね。

 自分も頑張ってあとに続きたいもんです。

 

お題:20歳。

 「20歳」が今週のお題ですが、

 そういや1月は成人式シーズンでしたっけね。

 ということで自分の20歳を思い返してみますが……

 う~ん、どこかでバイトしてた記憶しかありませんでした。地味で暗~いはたちだったなー。

 成人式も出ませんでした。

 やっぱりそのころってまだ若くて社会に反抗してたから(いまも反抗してるかも)

「成人式なんて、エラそうなオッサンの話を聴いてるだけじゃねーか。カタ苦しくてやってらんねーよ」みたいな感じで。

 いまのディズニーランドで成人式とか、そういう自由な雰囲気はなかったですよね。

 ま、いまのオッサンたちって若者に甘いんじゃない? なんか媚びてるよねーって気がしますが。

 成人式で騒ぐ連中がよくニュースになりますが、あれだってやっぱりオッサンたちがナメられてるわけで。

 逆に騒ぎを起こす新成人に対しても、そんなら式なんか出なけりゃいいのに。どっかで勝手に酒食らってやってろよって思う。

 あ、そんなこと言ってるオレもオッサンのひとりでした。

 自分の場合20歳になったからどうこうっていう心境の変化もなかったし、いまでも20歳のころと精神帝にあまり変わってないし。

 だいたい20歳を境に大人、っていう線引きじたい、なんの根拠があるんですかねー。ひとくちに20歳っても、考え方がオトナな人もいれば精神的におさない人もいるわけで。

 20歳なんて単なる通過点のひとつですよ。若くして亡くなったアリーヤも歌ってるじゃないですか、「年齢なんてただの数字にすぎない」って。

農村に毛が生えたような町。

お題「わたしの地元」

 

 埼玉のはじっこで暮らしてます。

 生まれた場所はちがいますが、現在のところにもう30年以上住んでるので

 ま、ここが自分の地元なんでしょう。

 引っ越してきたばかりのころは農村に毛が生えたようなイナカ町でした。

 30年のあいだにだいぶ開けてきましたが、やっぱり「田んぼの中の孤島」という感じです。

 家から徒歩や自転車で行ける範囲にあまり面白い場所はなく(最近ショッピングモールができましたが)

 どこへ出かけるにも広大な田んぼの中を車でひとっ走りしなきゃならない。

 最近、社会の風潮として「地元愛」が強く言われていますが、自分の場合どうしても好きになれません。

 若いころは一時期東京で暮らしたりもしましたが、いまは東京もそれほど面白いところとは思えず、まあ住めばそれなりに楽しいんだろうけど。

 現在の場所から他へ移ろうという積極的な意志もなく、いま住んでるとこにそれほど愛着もなく

 いやだいやだと思いつつ、30年以上も暮らしてるオレって何なんでしょう。

 そういや埼玉県人は地元に対する愛情が全国でもっとも低いらしいですが。

 いやー、この問題についてはね、ブログ100本分ぐらい書きたいことがありますが、今回はこのへんでとどめておきます。また何かの機会に引き続きじっくり書きたいですね。

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 ものを書こうとする人間は、やっぱりそれなりに本を読まなければと思います。

 

 以前に較べ読書量もだいぶ落ちましたが、読んだなかで印象に残ったものはネット上の読書日記に感想をUPしていますのでリンクを張っておきます。

 

 ➡ブログ「こんな本を読んだ。」http://rcnbt698.blogspot.jp/

 

 ここへ至るまであちこちネット上を流浪しておりまして、はじめは某ヤフーでやってる個人ブログの中に「読書」のカテゴリを設けてそこに読んだ本の感想を書きこんでいました。

 

 その後とある出版社のHPが、本について書いてくれるボランティアスタッフみたいのを募集していたので、そこにしばらく書いていました。

 

 そのHPのコーナーが数年前にとつぜん休止。路頭に迷った末、レンタルブログサービスBlogger(ブロガー)にたどり着き、読書専用のブログを開設しました。

 

 ツイッターを始めてからはブログをほとんど書かなくなってしまい、いまは月イチぐらいぽつりぽつりと更新してます。PVもほとんどありませんが好き勝手に書いてます。出版社のHPに書いた文章も手元に保存してあるので、いずれネット上で見れるようにしたいです。

 

 取り上げているのは文芸作品はあまりなくて、ほとんどノンフィクション。話題になったベストセラーとかもめったに読まないので、馴染みの薄い本や作家の名前ばかり出てくるかもしれませんが、ブログを読んで興味をひかれたらぜひその本を手に取ってみてください。アマゾンアフィリも貼ってあるので、それをとおしで購入していただくとさらにありがたいです(笑)

 

理由は「たまたま」。 結果的に向いてる仕事だったかもしれない。

「今の仕事を選んだ理由」が今週のお題ですが、

 

実際はそうそう選べるもんじゃありません、仕事なんて(笑)。

 

一流大学を出た人だって就活に苦労してるぐらいですから。現在の仕事に就いたことを心のどこかで後悔してる人も多いでしょう。あのとき別の道をいけばといつまでもズルズル引きすってたり、会社をやめてひそかに起業を目論んでたり。

 

ま、会社は自分の意志で選べなくても、志望の業種を定め、それに向けて努力して望みどおりになったってことはあるでしょうね。

 

僕もいままで気が遠くなるぐらいさまざまな職を転々としてきて、いまはどうにか兼業でありながらライターをやってますが、

 

この仕事を見つけたのもほんの偶然。コンビニとかにタダで置いてある求人ペーパーに広告がのってたからです。

 

もっとも書くことを仕事にしたいという願いはそれ以前からあって、若いころは出版編集関係の求人にもずいぶん応募したけど採用されることはまずなかったです。学歴もないし住んでるとこもマスコミ関係の多い東京から離れてたし。

 

 で、仕方なく地元で職を探すわけですが、どの仕事についても長続きしない。きっとどこかで「やっぱりこれは本当にやりたいことじゃない」というのがあったからでしょう。いつかモノを書く仕事についたらネタに使うつもりで、さまざまな職を渡り歩いてたような面もある(笑)

 

 なわけで、たまたま好きなことが仕事につながりましたが、これだって偶然でしかない。「思い続けてれば夢はかなう」とよくいいますけど僕はあまり信じてません。だいいち本当に書きたいものはまだ書けてないし。

 

結局自分がいまの仕事を選んだ理由なんて、結果論でしか語れないのでは。振り返ってみて、はじめて「ああ、そうだったのか」と気づくものかもしれません。

 

今週のお題「今年こそは」。

 

 そうですねー、第1は毎年変わらないんですが「ライター仕事の幅を広げたい」ですね。

 

 もちろん収入的にもUPすることが望ましいのですが、それ以上に自分の書きたいものが書けるようになることが理想です。

 

 そのためには一人でシコシコ書いてるだけじゃダメだと、昨年もけっこう外へ働きかけました。ま、あまり結果にはつながりませんでしたが、いろんな発見や収穫もありました。今年も積極的に表へ打って出ていきたいですね。とりあえず小説投稿サイト「カクヨムに登録したので地道に書いたものを発表していこうと思ってます。

 

 第2も毎年目標にしてるんですが「部屋を整理して快適な場所にしたい」です。

 

 とくに大量の本やCDをなんとかしたい。最近は断捨離がブームですがなかなか処分できないんですよねー。

 

 せめてどこにどんなものがあるか分かるようにしたい。すでに家にあるのに古本屋で同じ本を見つけて買ってきてしまったとかのドジを避けたいです。

 

 第3は「もう一度ダンスに復帰する」ですかねえ。これも毎年思うのですが実現しない。トシだけはひとつずつとっていくので少しでも早く実現させたいです。ヒップホップ系のダンスサークルか教室を探さなければ。

 

 以上、なんだかいつもと変わりばえしない新年の目標になってしまいました。それだけ自分が進歩してないってことなんでしょうかね?

自己紹介その2 読書歴

では自己紹介の続きでこれまでの読書歴を。

 

小学校4,5年ぐらいから江戸川乱歩の少年探偵団シリーズや子供向けにやさしく書かれたルパンやホームズからミステリに入門。

 

SFも好きで、やはり子供向けの海外SF全集ものや眉村卓光瀬龍の少年SF、星新一ショートショートなどを学校の図書室や近所の図書館から借りて読みまくってました。

 

中学に上がってからは少し大人向けのSFやミステリに移行。筒井康隆の初期のドタバタ系短編がお気に入りでした。

 

あと、そのころから角川映画ブームが始まり(ちなみに映画『野生の証明』でデビューした薬師丸ひろ子と同い年です)、その影響で角川文庫の横溝正史森村誠一を、そして高校あたりからはミステリの中でもハードボイルドのジャンルにはまり

 

10代後半はハメットやチャンドラーなども読みかじりましたが、きっと半分も理解できてなかったと思います。

 

日本だったら西村寿行北方謙三。とくに西村寿行のアクションや暴力描写に魅かれ、それらに影響された小説を自分でも書いてました。

 

ハードボイルドから冒険小説にも手を伸ばし、ギャビン・ライアルとかデズモンド・バグリイ、ジャック・ヒギンズなどハヤカワの海外ノベルを読み漁ってました。

 

あと村上春樹もずっと追っかけてますね。

 

20代に入るとさらに節操なくなってくるので、とりあえずこのへんまで。

 

すいません、若い人には何が何やらさっぱりという感じだったと思います。

 

最近はノンフィクションを読む方が多くて、あまり小説は読んでません。現実の生活が忙しくてフィクションを楽しむ余裕がないみたいです。

 

小説投稿サイト「カクヨム」への参加をきっかけに、また文芸の世界に本格復帰したいです。