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re-union

あちこちのブログ、HPに書きちらかしたエントリを一本化。

ストレンジャー・イン・レトロ喫茶

50/50

 移動の多い仕事をしているので、電車の乗り継ぎや予定より少し早めに目的地に着いたときなどに、よく喫茶店やファーストフードの店に入る。 

 大手チェーンの店はどこも同じようなつくりで、さすがに少し飽きたので、この頃は意識して地元の個人経営ぽい店を選んでいる。 

 初めて訪れた土地では、どんな個性的なお店が見つかるか、いつも少しわくわくする。 

 今日は都内某区の私鉄沿線の駅に降り立った。 

 ちょうどお昼が近かったので、食べる場所を探そうと思い、改札を出てすぐ正面にあるドトールへ入ろうとしたが、店内はほぼ満席。 

 他のところを探すつもりでずっと歩いてたら、踏切をわたっていつの間にか駅の反対側まで行ってしまった。 

 こっちのほうはドトールのあったあたりと比べると、むかしからの商店街という感じだ。 

 「コーヒー・食事」というちょっといなたい感じの看板を出してる店を発見。
 ちょっとレトロチックでドトールなんかよりよっぽど味があるじゃないか。思わず気をそそられて扉をあけた。
 

 店内にはわりと年配のお客さん数名。定年退職後みたいな男性や、趣味の稽古ごとの帰りらしいご婦人方。 

 服装などから、ひとめでこのへんに住んでる人たちだとわかる。あとから入ってきた客に「こんにちは」などとあいさつしている。どうやらみなさん常連で知り合い同士のようだ。
 そんな内輪的な雰囲気の中へ、一人だけよそ者がまぎれこんだ形になってしまった。
 

 少し長居してPCでも広げようと思ってたがちょっとそれもためらわれる感じだ。そそくさとランチセットをたいらげ店をあとにした。 

 その土地に古くからあるカフェとかには、どうしても過剰な思い入れを抱いてしまう。だけどそれはあくまでこちらの一方的な感情だ。 

 こっちには非日常であっても、お店にしてみればたんなる日常に過ぎないんだからね。
 よそ者が安住できる場所はなかなかないなーと思いつつ、あちこちの街でいやしのスポットを探しております。