blog-chronicle〈ブロニクル〉

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訃報。

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プリンスが亡くなった。まだ57歳、現役バリバリの年だ。
去年の終わりごろから大物ミュージシャンの訃報が相次いでいる。
ざっと思い出すだけでもデビッド・ボウイ、元イーグルのグレン・フライ、プログレッシブ・ロックキース・エマーソン、ブラック・ミュージックではモーリス・ホワイト、ミュージシャンではないが5人目のビートルズと言われたプロデューサー、ジョージ・マーティンも。洋楽番組では、毎回のように誰かの追悼特集をやっている。
ま、トシがトシだからしょうがない。確かなのは、ロックがもう若者の音楽ではないということだ。そんなの、とっくの昔からか。
ロッカーといえばアルコールやドラッグ漬けの不健康な暮らしのあげく若くして死ぬというのがこれまでのパターンだったが、皆さんけっこう高齢になるまで生き抜いている。
デビッド・ボウイは新作が出た直後の死だったので、びっくりさせられた。もしかして死期を悟って完成を急いだのかもしれない。
個人的には有名ミュージシャンが亡くなった時でも、その音楽を繰り返し聴いたり、作品を新たに購入したり、追悼の思いをSNS上で表したりはしないほうだ。
彼らの創り出した音楽が残っていれば、それでいいような気もする。ちょっと冷たいような気もするが。
近所のショッピングモールへ来たついでにCD屋をのぞいてみる。さすがにまだプリンス追悼コーナーはできていなかった。
これからいろんな音楽番組でプリンスの曲がヘビロテされるんだろうな。
そして潮が引いていくように忘れられていくんだろう。