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I.D.C.D.06 イーグルス『ライブ』 -sio_note-

テーマ▶音楽

 今回紹介するイーグルスは、間違いなく僕のもっともお気に入りのバンドのひとつなのですが、

 彼らのアルバムの中でどれか一枚選ぼうとすると、意外に難しいことに気づきました。

 というのも、僕が本格的に洋楽を聴き始めた1980年代はじめには、彼らはとっくに解散していて(ずっとあとになって再結成)、初期のアルバムのうちリアルタイムで聴いてるものはほとんどないからです。

 唯一、彼らの活動時期と、僕が洋楽に目覚めた時期とが微妙に重なってるかなーと思われる1980年に発表されているのが、彼らの初となる二枚組ライブアルバムです。初期のイーグルスの集大成、ベスト盤的内容で、入門用にもよろしいかと。

 

■収録曲

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DISC①

ホテル・カリフォルニア - Hotel California▶言わずと知れた、ロック史に残る偉大すぎる1曲。ドン・ヘンリーのシブい歌声、歌詩の内容、イントロのアコギから後半のドン・フェルダージョー・ウォルシュによるツイン・ギター・ソロまで、もう完ペキですね。

ハートエイク・トゥナイト - Heartache Tonight▶初期のラスト・アルバム『ザ・ロングラン』からのシングル・ヒット。アメリカの大物ロッカー、ボブ・シーガーとの共作です。

言いだせなくて - I Can't Tell You Why▶ティモシー・B・シュミットがボーカルをとる、AOR色の強いナンバー

ロング・ラン - The Long Run▶初期のイーグルスでは最後となったアルバムのタイトル曲。ファンキーです。

ニュー・キッド・イン・タウン - New Kid in Town▶アルバムホテル・カリフォルニア収録のさわやかなナンバー。ウェストコーストの風を感じます。

この人生に賭けて - Life's Been Good▶途中からバンドに合流したギタリスト、ジョー・ウォルシュのナンバー

DISC②
セヴン・ブリッジズ・ロード - Seven Bridges Road▶2011年の来日コンサートでも1曲目に披露されたアコースティックナンバー

時は流れて - Wasted Timeホテル・カリフォルニア』収録のバラード。

テイク・イット・トゥ・ザ・リミット - Take It to the Limit▶アルバム『呪われた夜』から。途中で脱退したメンバーランディ・マイズナーがボーカルをとった名曲。彼自身のソロ・アルバムでもピアノによるアコースティック・バージョンが収録されています。

ドゥーリン・ドルトン (リプライズⅡ) - Doolin-Dalton (Reprise II)▶アルバム『ならず者』収録。ストリングスによるインストゥルメンタル

ならず者 - Desperado▶リンダ・ロンシュタットから平井堅まで、多くのアーティストにカバーされリスペクトされている名バラード。

サタデイ・ナイト - Saturday Night▶『ならず者』収録。しっとりと聴かせる三連ナンバー

オール・ナイト・ロング - All Night Long▶これもジョー・ウォルシュの曲。シンプルだけどライブでは盛り上がりそう。

駆け足の人生 - Life in the Fast Lane▶アルバム『ホテル・カリフォルニア』収録のハードなロックンロール。ライブの定番ですね。


テイク・イット・イージー - Take It Easy▶デビュー・アルバムからのスマッシュ・ヒット。イーグルスといえば「ホテル・カリフォルニア」かこの曲ですよね。

 ……こうして見るとイーグルスって代表曲も多いけど、各アルバムに散らばってる印象ですね。誰もが認める最高傑作アルバムは『ホテ・カリ』なんでしょうけど。他のアルバムにも捨てがたい名曲がいっぱいで、はじめに書いたように「この一枚」が決めにくいわけです。

 再結成後もツアーを繰り返し、驚きの復活作『ヘル・フリーゼズ・オーバーや、二枚組でボリューム満点の『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』など新作も発表しているイーグルス

 バンドの中心人物であるグレン・フライが世を去り、解散報道も伝えられていますが、このままでは終わらない気もします。ドン・ヘンリーソロ・プロジェクトとか、なんらかの形で再始動するのではないかと……。

 

I.D.C.D.06 イーグルス『ライブ』 -sio_note-