落日。
本日（３０日）、今年の仕事納め。
家から車で３０分ぐらいの倉庫のようなとこで数日間作業をしておりました。
職場へ行き帰りの途中は見事なくらい何もない。コンビニが１、２軒建っているだけで、あとはただ荒涼とした風景が広がっている。
これからずっと、こんな場所で働くのかと思うとうんざりしたろうが、短期間なので何とか我慢できた。家と職場を往復するだけの毎日でしたよ、まったく。
最終日、いつもより少し早めに上らせてもらえた。年内はもう、ほとんど仕事もないのだろう。
とりあえず家路を急ぐ。
凍えるように寒い。そのせいか空気も澄みきってる感じ。闇に浮かぶ街灯の光がシャープに見える。
年末のせいか車も少ない。人通りもなくてあたりは何となく静かな雰囲気だ。
１年の仕事を終えた解放感もあり、こういう場所でひっそりと暮らすもの悪くないかもとちらと思ったが。来年どうなるんでしょう私の生活。
夕闇に沈んだ地平線の向こうは、まだかすかに明るさが残っている。カーラジオから流れるカントリーミュージックがハマりすぎだ。
いろいろあった２０１１年も、ようやく終わりに近づいてく。
