新年ボツ原稿一掃処分セール!
年末にパソコンの中も大掃除してたら、だいぶ前に某サイトに書いてボツになった原稿が出てきました。せっかくなのでこちらへ載せておきます。
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「先進諸国に大差をつけられ…地を這うニッポンのGDPは大丈夫か? 」
GDP。うーん、むかし学校の授業に出てきたような…。
国民総なんとかってやつ? 要するに国がどれだけ景気がいいかってことですね。
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名目GDPで1980年を100にしてみたけど、あんまり面白くないかな。せっかく作ったので記念に^^
グラフは1980年を100とした各国の名目GDPの推移です。
他国が徐々にエビぞり続けていくのに比べ、わがニッポンは途中で力尽きたかのようにヘタりこんでしまい、20年間というものほぼ横ばいのまま。
1990年の時点では最下位であったドイツにも、あっという間に追いつき追い越されてしまった…。
90年以降のドイツの急成長は、おそらく東西併合、資本主義国家の仲間入りの影響でしょう。また職にあぶれた若者がパンクロックに狂っているイメージの強い英国が、エビぞり具合では群を抜いてトップなのが意外でした。「せっかく作ったけど、あまり面白くない」とグラフ制作者はコメントしていますが、なかなかどうして興味深い結果です。
>>おいおい、何十年失われてんだにほん<<
>>もう泣くしかないね。<<
など、わが国の不甲斐なさを嘆く声が圧倒的に多く寄せられています。
たしかに90年代から続く長い平成不況にネガティブな意識を持ってしまうことは簡単です。でも、永遠に右肩上がりの成長なんて、そもそもありえるのでしょうか。
持続可能な経済発展ということで考えればわが国のように横這いを維持していくのもひとつの方法。状況はよくもなっていないが悪くもなっていない。年収はカツカツでも、のんびり暮らすというのもひとつの道じゃあないでしょうかね。
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・・・当時このサイトの編集長だった人は原稿料支払いを約束していたが、10本以上書いたのにとうとう支払われることはなかった。
ま、ブログの延長みたいな内容なので無報酬でも全然よかったけど、ネットの世界のウサン臭さをあらためて感じさせられた。新年そうそう恨み言かよ。
なわけでだいぶ休んでましたが本年もよろしくです。