blog-chronicle〈ブロニクル〉

あちこちのブログ、HPに書きちらかしたエントリを一本化。

地元ジャズイベントを見に行った。(2)

(前回からの続き)
 
ひと仕事すませ、夕方から県東部地域振興施設、通称「ふれあいキューブ」の会場をのぞきに行った。
 
天候がくずれ雨が降りだしている。屋外ステージの終了後でよかったよかった。
 
「ふれあいキューブ」は2、3年前に完成したばかりの真新しくてきもちのよい施設。演奏は1階ホールで行なわれる。ロビーにはジャズデイ春日部の20回までの歴史が写真パネルで展示されていた。
 
さて、ステージのトップバッターはギター、ベース、エレクトリックバイオリンのトリオ編成による北床宗太郎ジプシースウィングユニット。哀調あふれるバイオリンの調べは日本人好みかも。どことなく懐かしさを感じさせた。
 
続いて市民によるオーケストラ編成のジャズバンド「BSFジャズオーケストラ」「ドリーム・スイング・キングダム」の二組が続き、トリをかざったのはサックスの宮本大路氏をリーダーとするスーパークインテット+1。
 
メンバーは宮本大路(sax)小幡光邦(tp)佐々木悌二(bs)高橋徹(ds)佐野聡(tb)のクインテットにゲスト参加の守屋純子(p)(敬称略)
 
みなさん有名アーティストのバックミュージシャンなどをつとめているベテランばかり。
 
うーん、プロの人ってもう、音を出す前からどこかちがうんだよね。全身から発する雰囲気みたいなものが、なんかもうヤバいっていうか。ステージ衣装もピンクのジャケットとかド派でなのを違和感なく着こなしている。
 
演奏のほうはとてもリラックスしたムードで、映画「ロッキー」のテーマをアレンジした「ロッキー・ジャズ」や某有名アニメの主題歌を斬新なアレンジで聴かせてくれた。
 
tbの佐野聡氏は演奏の途中でいきなり指笛を披露。会場がときならぬ指笛教室に早変わり・・・。大人の余裕と遊び心あふれるステージでした。
 
年3回開催されるイベント「ジャズデイかすかべ」。次は夏に行なわれる。
 
僕はどちらかというとロック派なので、スィングジャズのほうはうやや縁遠いのだが、さまざまなドラマーの演奏スタイルを間近で見て勉強になった。
 
自分もいつか人前でプレイするまでになれるかな・・・