久しぶりに取材にカメラを持っていったら、
バッテリーはチェックしといたのにデータ容量の空きチェックを忘れ、
決定的瞬間を撮り逃してしまった。
いやー、痛恨のミス。シロート丸出しだ。
一念発起してカメラ内の不要なデータを鬼のように消去する。1枚ずつチェックしながらなので時間のかかる作業だ。
ついでにPCやUSBメモリの不要なデータも消していく。いらなくなったメモとか原稿の下書きとか。
辛気くさい作業の合い間、テレビで「平成ニュース総決算」という3時間のスペシャルを見る。池上彰の解説で平成31年間のニュース映像が流れるのだが、
いやー、こうして見るといろいろあったね平成も。
最近テレビもこういう番組多いし、書店にも平成を振り返る内容の書籍や雑誌が目立つ。ありとあらゆるメディアが時代の終わりを盛り上げている。
平成終了の陰に隠れてあまり話題になってないような気もするが、今年は2010年代最後の年でもある。いろんな意味で時代の変わり目だ。
個人的にも今まで撮りためた写真や書き溜めた原稿、メモ類を整理してると、時代の終わりに立ち会っているのだなーという実感が迫ってくる。
元号が変わったって自分の日常は相変わらずだろう。そんな気がしないでもないが、
新しい時代に跳躍するのなら、少しでも余分なものは捨てて身軽にならなければ。そう思いつつ、古いデータをひたすら消去し続ける。休み休みで、2,3日はかかりそうだな……。
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