ふるカフェは添乗員のいこいの場。
NHKのEテレで俳優・渡部豪太が各地の古民家カフェをたずねる「ふるカフェはるさんの休日」という番組をやっている。
今日は福島県大内宿のお店を紹介していた。
僕は以前ツアー添乗員の仕事をしており、大内宿は何度も訪れた場所だ。
テレビには江戸時代からの家々が立ち並ぶ見馴れた風景が写り、思わず添乗員時代を思い出してしまう。
観光名所に着いてお客が自由散策に出てしまうと、添乗員は基本することがない。
短時間なら誰もいないバスの中で待ってるが、時間に余裕があるときは現地情報を仕入れるのも兼ねて、散策に出たりする。
でも何度も来てる観光地になると散策も飽きてしまい、喫茶店などゆっくり座れる場所を見つけて時間を過ごすわけで、
「ふるカフェはるさんの休日」を見ていてそんな添乗員の日々の記憶がよみがえってきた。
いままでいろんな仕事を渡り歩いてきたけど、どれもしばらくやってると飽きてしまい、この仕事は一生続けたいと思えるような仕事ってほとんどなかった。
でも添乗員だけは例外的にずっとやってもいいかなと思える仕事だった。東日本大震災の影響でツアーの本数が減って転職してしまったけど、いま思うと天職といってもいい仕事だった。天職だったら転職しなきゃよかったんだけどw
添乗員時代に身につけた知識や経験は、僕の人生の中で数少ない資産になっている。そのうちまた復帰したいなあとぼんやり考えていたが、
もしかしたらこの秋、カムバックするかも‥‥