まどろみ。
早朝のバイトから帰宅。
昼食を食べたら眠くなって夕方近くまでうとうとし、
薄暗くなるころ目がさめた。
疲れがとれたのか、心地よい気分だ。
このごろは仮眠をとることの利点もけっこう言われていて、ムリして頑張るよりも能率が上がるらしい。
寝てない自慢なんかするのは昭和のオヤジぐらいだろう。
子どものころ、幼稚園に「おひるねの時間」があった。
僕はそういうときになかなか寝つけない子どもで、というか昼寝のときはほとんど一睡もせずに過ごしていた。時間にして一時間半ぐらい。
眠くもないのに布団のなかでじっとしていなければならないのは、たいへんな苦痛だった。
いまはトシをとってくたびれてきたせいか、少しでも時間があれば昼夜かまわず寝落ちしてしまう。
目がさめたときは気分もスッキリして、たしかに能率アップしそうだ。
昼寝の心地よさを知らなかったなんて、子どものころの自分はえらく損してたな……。