なぜ生きる。
今回はやや哲学っぽく始めてしまったな。
なぜ生きる‥‥四六時中そんなことを自分に問いかけながら毎日暮らしてる人はそれほど多くないだろう。
いるとしたらその人は、ほかに考えることもないよっぽどヒマな人じゃなかろうか。ちょっと羨ましい。
たいていの人は「なぜ生きる」と問われたらどう答えるだろう。
世間の大半を占める普通のサラリーマン、ニッポンのお父さんたちであれば、
「そりゃもちろん家族のためだよ」みたいに答えるかもしれない。
なるほど。家族のため、わが子を養うため‥‥たしかにまっとうな答えではある。
でもね、子どもなんかたいがい自分の思い通りには育たないよ。
むしろわが子を自分の思い通りにしようとすれば、それは許しがたい親のエゴだろう。
家族のために生きてたって、どうせ自分の意志どおりにはならない。
それなら「なぜ生きるか」を突きつめて考えるほうがよっぽどいいではないか。
おお、ますますどこかの哲学者みたいになってきた。
まあこれは、家族を持ってない人間だから言えることなのかもしれないけど。
「なぜ生きるか」、その答えを見つけるためにきっと生きているんだろう。
それがいまの自分の答えです。