原稿はウンコだ!
仕事がら、月に何本も原稿を書いてます。
今月、また新たなメディアさんと契約してしまい、書かなきゃならない原稿が増えて
嬉しい反面、大変なことになったと青ざめている。
それでもやっぱり嬉しさのほうが勝るのは、収入がUPするからじゃなくて自分の書いたものが多くの人の目にふれるようになるからだ。
カネのこと考えたら、こんなワリの合わない仕事やってられませんよ。
それにしてもいくつも原稿抱えてアップアップしてるというのに、
こうやって誰も見てないようなブログは書いちゃうし非公開のプライベートな日記も書くし、なかなか手がつけられないけどいつか書くつもりの小説の構想も書いたりしてる。
なんだか書かないでいると、溜まってくるんだよね‥‥。
それを体の外に排出する。
溜まったもんを、出す。つまり自分の文章とはウ●コやオシ●コみたいなもんなのだ、つまるところ。
少し前に作家の大沢在昌さんが新聞にエッセイを書いてて
大沢さんは原稿はいまだに紙に手書きで書くらしいのだが、
書き終えた原稿用紙はほとんど手元に残さないのだそうだ。
古書店に売ればさぞかしいい値がつくだろうに。もったいない話だ。
大沢さんは「書き終えた作品は自分の排泄物みたいなもので、もう興味はない」と語っていて、
なるほどそうか! と目からウロコが千枚ぐらい一気に落ちた。
書くことは排泄行為と同じ。書かないでいると溜まってくるから仕方なく書き出すまでのこと。
溜まったものを、かいて、放出する‥‥朝っぱらから下ネタでスマヌ。