blog-chronicle〈ブロニクル〉

あちこちのブログ、HPに書きちらかしたエントリを一本化。

逆説。

首相の外交に付き添った夫人が

地味で控え目だったと好感をもたれているようだ。

代々ファーストレディというものは、服装にしろ言動にしろ

非常に派手なものを感じさせるのが普通であるようだ。

たしかにそういう立場ともなれば現地でさまざまな人と会ったりしなければならず、

多少の華やかさも必要とされるだろう。

自分がもしそういう立場になってしまったとしたら、

「これは本当の自分じゃないんだけどな~」と思いつつ、

そういう派手な役まわりを演じてしまうに違いない。

そしてその役がうまくいけばいくほど、

「あのひとは派手な性格だ」とか誤解を受けてしまうに違いないのだ。

派手さが必要とされる席で、本来の地味な自分自身を平気で出せるひとは、

実はものすごく神経が図太い、図々しい人なのかもしれない・・・。

あ、これはたんなる言葉のおあそびで、

べつに首相夫人が本当に図々しい人と断定してるわけじゃないのであしからず。