ボランティアとは・・・。
地元を拠点にしたミニコミ活動を始めた。
いまのところ費用は全額自己負担(といっても数千円レベル)。とりあえず第1号は出すことができた。全4ページでほとんどチラシやパンフレット同然だが。
質的にも量としてもお粗末なレベルだが、なによりも継続が大切ということで、高望みはせず持続可能を最優先事項にしている。
ほんとうは広告でもとればもっと立派なものができるんだろうが、まずは実績を作らなければならない。
広告をとればとったで今度は広告主の意向もきかなければならず、編集の自由に影響することも考えられる。
「ネットでやればコストゼロに近いのに自腹でカミ媒体?」とバカにされそうだ。ていうか自分でもやっててバカみたいだ。
とくに無報酬(というより持ち出し)でこんな活動を始めようとすると、けっこう奇異な目で見られたりする。
東日本大震災以来ボランティアというものが定着した感じはあるが、以前はボランティアというと、ものすごく立派な人が立派な行いをしているとか、あるいはもの好きだなーみたいな冷ややかな態度がおおかたの反応であった。
高度経済成長のころ必死でカネばかり追いかけ回していた僕らのオヤジ世代なんかとくにそうじゃない?
じっさい何か仕事をしていてあまりにその対価が低かったりすると「これじゃボランティアだな」みたいなグチはよくみんな言ってたもんだ(僕も言った)。
震災ボランティアにかぎらず、そうした無償の活動への抵抗は低くなってきた感じはある。
地元情報紙の取材をしていても、子育てや町おこしなどの分野でそういった人々にはいくらでも会うことができる。思わず尊敬してしまいますね。
ま、僕のミニコミはそんなに立派なものじゃなく、あくまで趣味の延長ですけど・・・。