ロック酒場でデビューライブ!
月イチの練習を続けておよそ1年あまり。
途中メンバー交代などの紆余曲折もありながら何とか活動してきたビートルズコピーの親父マンド。
ようやく音もまとまってきた感じになり、次の目標は人前で演奏だ、などという野望もメンバーのあいだで持ち上がり始めた。
しかしチケットを売ってお客を集めるというのは、今の段階ではまだちょっと敷居が高い。
で、手はじめに、楽器が置いてあって自由に演奏できるという酒場で、とりあえず第三者を前にして演ってみようという話になった。ライブというよりは公開練習である。
場所は上野のアントンスタジオ(HP)。ロック酒場というと、薄汚れたボロい店を想像してしまうが、このお店はかなりオシャレな雰囲気だ。
壁にはビートルズやストーンズのポスターがところ狭しと貼られ、各種アコギやエレキギターがずらりとディスプレイされている。
これらのギターは自由に使って構わないとのこと。よりどりみどりだ。
もちろんドラムセットやキーボードも完備。さっそく演奏スタートだ。
まずはたてつづけに「オール・マイ・ラビング」「ヘルプ」などノリのいいナンバーを演奏。快調にとばしてエンジンが暖まってきたところでいったん休憩。
席に戻ったぼくらバンドの面々が冷たいビール(一部ウーロン茶)で喉をうるおしていると、
もう一組の常連らしいお客さんグループも、店のマスターやスタッフをまじえて演奏しようという流れに。
ドラマーがいないので急きょぼくが飛び入りで、打ち合わせなしのセッション大会がいきなり始まってしまった。
初挑戦の「カム・トゥゲザー」から「ベイビー・イッツ・ユー」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」、極めつけは延々と続く「ロック・ミー・ベイビー」のブルース・セッション。
とっても勉強になった他流試合でした。
上野のアントンスタジオ、次は純粋にお客として行ってみたいです。