blog-chronicle〈ブロニクル〉

あちこちのブログ、HPに書きちらかしたエントリを一本化。

「貴様いつまで推敲する気だ問題」はエンドレス。-sio_note-

テーマ▶クリエイト

 ツィッターやFBなどは思いつくまま気軽に書き込んでますが、

 長めのブログを書くときは必ずと言っていいほど、PCに打ちこむ前に手書きで下書きするタイプです。

 はっきりいって面倒くさいです。思いつくままに打ち込んでUPできればどんなにラクかと思います。いまよりきっと更新のペースも上がることでしょう。

 下書きの必要がないくらい文章がうまく書ければいいのですが、推敲する前の自分の文章はそりゃもうひどいもんですから……。

 推敲を重ねると見違えるように文章が読みやすくなるので、やはりいくら推敲してもし過ぎることはないなーとひしひしと感じます。

 理想をいえば一度ざっと書き上げたあと、少し冷却期間をおくのが自分の場合ベターです。
 冷却期間は長ければ長いほど、文章のアラがよく見えてきます。はじめ書いた時点では想定もしていなかった方向へ話を展開させたり、まったく違うオチを思いついて付け加えたりなんてこともあります。

 それにしても推敲ってどこまでやってもキリがないもんです。
 まわりくどい表現をシンプルにしてみたり、文章の前後を入れ替えたり構成を変えてみたり、まさにエンドレスです。

 やればやるほど文が洗練されてくる(ような気がする)ので中毒みたいになってしまい、UPする寸前まで徹底的にいじくりまわします。そのわりに単純な入力ミスとか誤変換とかはけっこう見落としてますが(笑)。

 ただ、言葉や表現をじっくり吟味すると、文章のかたちは整うけれども、最初に書いたときのグワ~~~みたいな勢いも失われてしまう気もします。お行儀のいい優等生が書いた文みたいになってしまう。

 整って読みやすい文章を選ぶか、初期衝動の勢いを選ぶか、むずかしいところです。リアルタイムの生々しさがウリのネットには、粗削りな文章が合うのではないでしょうか。

 そんなわけで、〆切がとくに設定されてない個人ブログに書く文なんかは、下書きのまましばらく放置されがちです。でもあまり長くほっとくと内容が古くなってしまったり、それ以上に自分自身書く気が失せてしまい、未発表のまま終わってしまうことも……。

 こうなるともう「いつまで推敲する気だ問題」というより「いつまで寝かせとくんだ問題」です。どこかで見切り発車は必要ですね。

 やっぱりいいネタは思いついたらすぐ書き上げたい。逆にいえば、いつまでも放っておくのは、たいてい書く気があまりわかないネタ、つまりイマイチなネタの証拠です。

 まあ、長期に寝かせとくとたまにはいいこともあって、誰も話題にしてないマイナーネタについて書いてしばらく放り出しといたら、何かの拍子にそのネタが急にちまたで盛り上がってしまい、タイムリーな話題としてUPできたなんてラッキーな経験もありました。

 この文章も最初に書きだしてからひと月近くもたってしまい、もうひとついいオチがつかないままなのですが、このへんで見切り発車ですかね。

 いつか感情のおもむくままにストレートに書きあげてみたいもんです。

 

 

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