震災イヤーのしめくくり。
震災の復興支援○○、みたいのがやたら目につく。
歌の内容は3.11とあまり関係のなさそうな「東北応援ソング」。
気に入った曲であれば、東北を応援してるかどうかなんて関係なしにCD買いますけど。
ファミレスへ行けば東北の食材を使ってるという「東北応援メニュー」。
うーん、別に悪いことじゃないんだろうけどなんか違和感感じてしまい、注文しなかった。
これらの商品やサービスを購入すれば、その売り上げの一部(あるいは全部)は被災地へ送られるというけど、
なーんか売るためのエクスキューズみたいに感じてしまう自分は心が汚れているのか。
これらにオカネを払うことで、はたして被災地を支援したことになるんだろうか、ガレキひとつ片付けに行かず日々消費に明け暮れる自分たちへの免罪符になってはいないだろうかと思ってしまうわけです。。
たまたま自分は暇してて(地震で仕事がなくなって)ボランティアに行ったけど、一回こっきり、3,4日ガレキを片付けたぐらいじゃとても被災地を応援してますなんて大きな声じゃ言えません。
ライターの仕事では「被災地応援イベント」みたいのを取材して記事にして小銭を稼いでます。自分がハイエナになったみたいな気分になります。
明日から11月。年末が近づき、クリスマス&お正月の商戦が始まったり、派手なイベントもいろいろ行なわれるでしょう。
あちこちで1年間を振り返り「今年は震災があってどうのこうの」みたいなフレーズが繰り返されるでしょう。
そこに安易な気持ちはないだろうか、儲け根性はないだろうか?
心の隅でちらっとでも考えたいもんです。
きっとみな被災地を思う気持ちは本当なんでしょうけどね・・・。