沈黙の春。
なんか今回は、自分が経験してきた中でも最大の危機という感じがする。
ちょっともう人類の手に負えないんじゃないか、みたいな‥‥。
もしかしたら今度こそは、意外にあっけなく世界は終末を迎えるかもしれない。
先の見えない3月が過ぎて4月が来た。
季節は春。けれど花見のにぎわいもなく、街からは人の姿が消え、みな自宅でひっそりと過ごしている。
これが沈黙の春というやつか。
むかしよくあったSF小説みたいだ。核戦争か何かで地球が汚染され、人類は巨大なシェルターの中で暮らしてる、みたいなやつ。
空想物語だとタカをくくってたけど、いまは自分がその話の登場人物になったような気がしてくる。
沈黙の春。いや、人類の長い冬の始まりかもしれない。
こんなときにまだ、金を儲けようとか社会の頂点にのし上がろうとか、私利私欲にはしってる人々もいる。それもなんだかB級SFめいている。
最後まで生き残った人間が人類滅亡までの記録を書き残し続けるように、自分もこのどうでもいい日常をインターネットというアーカイブに記しておこう。
滅亡を前にした人類のささやかな記録となれば、こんな独り言みたいなブログも少しは意味があるかもしれない。
誇大妄想に終わればいいんだけどね‥‥。