卒業式。
世間がコロナウイルスで大変なことになっている。
これまでの経過を見てきて、
もしかしたらこれは、東日本大震災以来の大ごとに発展するんじゃないかと懸念していたが
どうやらそれが現実になりそうだ。
きのう(2/28)、ついに政府が全国の小中学校に対しいっせいに休校を要請した。
4月まで、まるまる3学期がすっ飛ぶ格好。これには度肝を抜いた。
一部の子どもたちは学校が休みになって喜んでるかもしれない。
可哀想なのは卒業式を控えていた最上級生たちで、心の準備もないままいきなり学校生活が終了を迎えてしまった。
ま、自分のときなんかも卒業式といえば、うんざりするほど予行演習を繰り返しやらされた思い出しか残ってなくて
卒業生代表が大声で「今日、私たちは卒業します」
と言うと、それに合わせて他の生徒が「卒業します!」
代表が「先生がた、ありがとうございました」
と言うと、みんなが「ありがとうございました!」
みたいな感じで、なんだか偽善めいた印象しかないんだけど。
しかし、国のエラい人の一言でこんなに簡単に学校が休みになってしまうということは、
学校ってどうしても行かなきゃならない場所でもないんだなってことが、もう政府公認で認められてしまったようなもので
毎日憂鬱な気分で通学してた自分たちはなんなんだろうと思ってしまう。
極端なはなし、これなら不登校や引きこもりだって全然OKじゃないか。
いま、外では感染の危険が叫ばれている。
こうなったら大人も子どもも引きこもろう!